トランスコスモス、ランディングページ(広告受けページ)の自動最適化分析サービスを開始

リスティング広告SEOに次ぐ、次世代のWebプロモーション

トランスコスモス、ランディングページの自動最適化分析サービス(Optimost(r))開始

http://it.nikkei.co.jp/internet/news/release.aspx?i=133398
http://www.trans-cosmos.co.jp/release/new_f/press060419.html
 デジタルマーケティング企業大手のトランスコスモス株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長兼COO:奥田 昌孝、以下、トランスコスモス)は、「ランディングページ最適化分析サービス(Optimost(r)) 」の開始を決定しました。
 本サービスは、お客様企業の広告ROIを最大化するもので、多変量解析による広告受けページ(ランディングページ)の最適化分析を行うサービスです。
 従来のランディングページ効果測定は、A/Bテストと呼ばれ、1つ1つ試したいページを制作し、効果測定テストをしていました。今回のサービスは従来サービスとは大きく異なり、大量のパターンを自動的に生成し、多変量解析という分析方法を用いることにより、従来よりも短期間で、効率的・効果的に最も良いアクションを誘導するWebページを発見します。本サービスを導入することで、Webページへ訪れたユーザーに対して最もアクションを喚起するパターン(勝ちパターン)を知ることができ、広告効果を最大にすることができます。
 このランディングページの自動最適化分析サービス(Optimost(r))は、日本においてトランスコスモスが独占販売権を所有しており、2006年度には18社、2007年度には30社導入を目指しています。そして、既存のインターネット純広告やリスティング広告と連動して、お客様企業のROI最大化ソリューションとして相乗効果を生成するサービスとして提供していきます。

■本サービスの特徴(1)サイト最適化のためのテスト時間を短縮

 効果的なWebページを作成するために様々なケースをテストしたいが、テストパターンが多すぎて時間がかかりすぎる、という問題に対して、本サービスでは1ヶ月で約2万(9エリア×各3素材)(※1)パターンの中から最も良いパターンを見つけ出すことが可能となります。
(2)大量のパターンのWebページを同時にテストすることが可能
 テストページそのものをすべて作成する必要はなく、ベースとなるWebページとテストを実施したい箇所のパーツ(画像・テキスト)のバリエーションデザインを用意するだけで、Optimost上で動的にテストページを作成することが可能です。
(3)ユーザーアクションに影響を与えるパーツごとの要因の判別が可能
 A/BテストではWebページのどの要因がページ全体にどのような影響を及ぼしているか検証することが出来ないが、本サービスでは実験計画法と多変量解析を組み合わせることで、ユーザーアクションに影響を及ぼすWebページ上の要因を探し出すことができます。
(4)バナー広告・リスティング広告の経験と統計的事実を組み合わせた広告ROI改善が可能
 本サービスで得られた知見・勝ちパターン・勝ち要因をバナー広告・リスティング広告に反映することによって、広告ROIの改善運用スパイラルを作ることが可能となります。

■本サービスによる効果

 米国での実績で、Palo Alto Software(小規模ビジネス向け業務ソフト販売)のオンライン売上を41.3%向上した例や、AskJeevesではIWon(ポータルサイト)への登録が24.1%増加した事例などが、その他多数の実績がある。また日本国内では、トランスコスモスグループ企業における短期トライアルテストの実績で、充分な効果が得られている。
(※1)テストページのページビューが約8.3万PV/月間以上であり、目的アクションが平常時3%程度ある場合の想定です。

■米Optimost社について

 ランディングページ最適化を最新の技術で提供しています。検索結果後のユーザーを入り口ページから購買ページへ引き込むためのページ内容最適化(=ランディングページ最適化)を自動で解析するソリューションを提供しています。自動で最適なページ内容を作成できるなど、次世代ツールとしての活躍が期待されます。
(URL:http://www.optimost.com/

トランスコスモス株式会社について

 私たちが情報処理アウトソーシングビジネスの先駆けとして事業を開始したのは1966年のことです。それ以来、人と技術を仕組みの創出によって融合し、より付加価値が高いアウトソーシングサービスに変換することで、お客様企業の競争力強化に努めて参りました。2002年6月からは、ブロードバンド、VoIPが広く普及することで、企業と消費者の関係が直接的かつ豊かなものになり、特に企業のマーケティング活動に大変革が起こる、という時代認識のもと、『マーケティングチェーンマネジメントカンパニー』を企業スローガンに掲げ、事業を推進して参りました。現在、電話やWeb、メール、さらには動画コミュニケーションがインターネットプロトコルを軸として一つに融合し、まったく新しいコミュニケーションチャネルが誕生しつつあります。これは、コールセンター/コンタクトセンターのサービスにおいてインターネットノウハウが必要不可欠なものになることを意味します。 今後も、常に最新のインターネット技術を導入しながらアウトソーシングサービスを開発してきたトランスコスモス独自の強みを最大限に活かし、お客様企業にスピードと売上拡大、コスト削減、顧客満足度の向上を提供できるインタラクティブマーケティングサービスを推進してゆく所存でございます。
(URL:http://www.trans-cosmos.co.jp
[2006年6月15日]