広告主のモバイル広告利用動向調査

 1割弱が2005年度にモバイル広告を利用・未利用企業も3割強で今後の利用意向あり
http://www.d2c.co.jp/news/pdf/d2c_news06.05.22.pdf
 日経広告研究所、日経メディアラボ、株式会社ディーツー コミュニケーション
ズによる、携帯電話を利用したモバイル広告について企業の利用動向調査。
*2005年度にデジタル広告を利用した企業はインターネット広告が49.2%、モバイル広告が9.4%。
*その広告費はインターネット広告、「1000万円未満」が30.4%、「1000万〜3000万円未満」が23.5%。平均金額は1億3570万円。
*一方、モバイル広告は「1000万円未満」が52.0%、「1000万〜3000万円未満」が24.0%。平均で7700万円。
*回答企業全体にモバイル広告の利点(複数回答)を聞いたところ、「ターゲットを絞り込みやすい」(28.1%)、「目的に合わせた利用がしやすい」(22.1%)、「制作費が安い」(20.4%)が上位に並んだ。
*2005年度モバイル広告利用企業のうち、出稿したモバイル広告のタイプ(複数回答)
 掲載期間保証型(50.0%)、検索連動型(35.7%)、広告表示回数を保証する露出保証型(28.6%)、アフィリエイト(成果報酬)型(14.3%)、クリック数保証型(7.1%)の順。
 出稿種類(同)はピクチャー型(バナー型)が57.1%で最も多く、次いでメール型50.0%、テキスト型46.4%、コンテンツ(タイアップ)型35.7%、動画型10.7%の順。
*メール型がインターネット広告の30.3%に比べ高いのが特徴。
*2005年度にモバイル広告を利用していない企業に対し、今後の利用意向を聞いたところ、「現在利用を検討している」という回答が10.7%、「検討までいたっていないが今後利用したい」が21.9%と、利用意向企業が3割強だった。
*また2006年度の広告予算が多い企業ほど、利用意向は高くなり、広告費が20億円以上を見込む企業では30.8%が「利用を検討」、「検討にいたっていないが今後利用したい」は34.6%と、あわせて6割以上が利用意向あり。