ゼロから始めるRSSリーダー入門 第4回:自分だけの「ネタ元」を見つけよう

http://internet.watch.impress.co.jp/static/column/rss/2006/06/26/

■ビジネスにも趣味にも使える「キーワード」機能を活用しよう!

 RSSリーダーでブログを読もう、といっても、最初はどのブログを読めばいいのか見当もつきません。
 雑誌に載っている有名なブログをいくつか登録してみたけど、あまり読む気になれない。ブログって、あまりおもしろくないなぁ……。なんて思ってしまった人がいるかもしれませんが、それでつまらないと思ってしまうのは、あまりにももったいない! そんな方にはgoo RSSリーダーの「キーワード」機能を使って、興味のあるブログを探す方法をおすすめします。
 goo RSSリーダーが搭載しているキーワードの機能を使えば、あなたが知りたい特定の事柄についての情報だけを確実にチェックすることが可能です。たとえばタレントやスポーツ選手など、有名人、気になる映画やゲームの作品名、住んでいる地方など、気になるキーワードについて書いているブログを探して、読んでみましょう。

■生活に関連するキーワードを登録して、お得な情報を見つけよう

 このキーワード機能、使い方はアイデア次第でさまざまなものが考えられます。
 例えば、生活に役立つ身近なキーワードを登録してみるのも、ひとつの方法です。自分が暮らしている街の名前や最寄り駅の名前をキーワードとして設定することで、同じ地域に住む人のブログ、近所で商売をしている人のブログが見つかり、これまでは気づかなかったスポット、行ったことのなかったお店などが発見できることもあります。
 毎日の献立に悩んでいる方には「弁当」、「料理」、「レシピ」などのキーワードがおすすめ。自分ではちょっと思いつかない、独創的なレシピに出会えるかもしれません

■ビジネスや趣味に、RSSリーダーで集めたネタを活用

 取引先との会話にも、RSSリーダーで集めた情報が使えます。ブログにはさまざまな業界の関係者が実名、または匿名で運営しているものも多くあり、大手メディアに載りにくい裏話、独創的な見解や大胆な分析を見つけることもできます。
 そんな情報まで仕入れておけば、ミーティングもこれまで以上に実り多いものになるはず。最近ではブログで情報発信を行う企業も少なくないため、相手企業の最新情報を知るツールとしてもRSSリーダーは有効です。
 また、取引先の担当者の趣味をリサーチして「ゴルフ」や「焼酎」、「ジャイアンツ」のようなキーワードで情報収集してみるのも、ひとつの作戦かもしれません。
 ガソリン高騰による影響が大きい業界にお勤めなら、最近は「原油高」のようなキーワードが気になりませんか?
 趣味に関しても有効活用してみましょう。例えば、好きなアーティストの名前を登録しておけば、同じファンのブログが見つかるかもしれません。
 逆に、ファンではない人(嫌っている人)のブログが見つかる可能性もありますが、そこは大人として広い心を持ちたいものです。好きな人がいれば、嫌いな人もいるのが世の中というものです。間違ってもケンカをしかけるようなコメントを書き込んだりはせず、そっとしておきましょう。
 時には「あのアーティストはこの店によく出没する」といった、コアなファンしか知らないような情報が飛び込んでくるかもしれません。行きたい映画、気になるスポーツイベントなどの名前を登録すれば、すでに観た人の感想やこれから行く人の意気込みが見つかるでしょう。時にはチケットが安く入手できる方法など、思わぬお得が手に入ることもあります。

■気になるブログが見つかったら、RSSを登録しよう

 キーワードから見つけたブログを読んで、前後の記事もおもしろいブログ、気になる記事の多いブログを見つけたら、そのブログのRSSを登録しておきましょう。
 こうして、いつもチェックするブログを増やしていったら、仕事にも趣味にも活かせる、自分だけの情報源ができあがります。RSSリーダーならブログが100件でも200件でも簡単にチェックできますから、どんどん登録ブログを増やしていきましょう!

■コラム:「TopicAlert」と組み合わせて使おう ■

 次世代の検索機能を先取りできる実験サービスを提供する「goo ラボ」で、現在「TopicAlert(トピックアラート)」というサービス実験を行なっています。
 「TopicAlert」は、設定したキーワードが含まれる情報を、ブログ記事のほか、ニュースのトピックや、テレビ番組情報からピックアップし、RSSにして送ってくれるサービスです。RSSリーダーで、興味のあるテレビ番組もまとめてチェックしてしまいましょう。
 「TopicAlert」では、読みたいキーワードを設定するだけでなく、「このキーワードを含むものは読まない」という設定もできます。また、テレビ番組情報も網羅しているので、好きな有名人が出演できる番組をあらかじめチェックする、といった使い方ができるのも特長です。

■URL

goo RSSリーダー http://reader.goo.ne.jp/
goo RSSリーダーの歩き方(Q&Aや新着情報など) http://arukikata.goo.ne.jp/goocat.php?GC=092
(2006/06/23)